「人と話すのが苦手」
そう感じている方は意外と多いものです。
今回ご紹介するのは、
「子供を連れて公園に行ってもママ友の輪に入るのが苦手」
そんな悩みを持つA様がヒプノセラピーを体験し、その理由を探ったお話です。
旅をする人生、孤独な修行の果てに
セッションが始まり、深いリラックス状態へ入ると
A様は20代の男性の姿をしており、街の通りに立っていました。
自分の居場所を探し続けて、西の方へ、遠く歩いていました。
やがて行く先々の町で頼まれて、困っている人を助けるようになりました。
問題を解決し、手を差し伸べる。
けれども、人々は結局また争いを繰り返し、
感謝されても虚しさが残るばかり。
「人は自分のことしか考えない」と感じ、次第に町を離れ、
人里離れた山の奥へと向かう決心をしました。
山の中の荒れたお寺に住み、修行僧のような日々を送りました。
毎日自分と向き合い、肉体を鍛えながら暮らす。
不満はなく、静かな生活。
でも、その先に待っていたのは、誰にも看取られない
ただ一人での最期でした
過去世からの学び
「他人と向き合う前に、自分を強く持たなければならない」
「けれども、強くあることに、こだわりすぎた結果、人を遠ざけてしまった」
「人との関わりを避けたために、喜びも悲しみもない人生になってしまった」
「自分は人とは違うと考えていて傲慢だった」
「もっと人に優しく、素直に接していればよかった」
そんな思いが胸に残りました。
ネガティブなエネルギーを手放し、すべてを吐き出したとき
A様はようやく「もう大丈夫」と思えたそうです
体験を通して感じたこと
このセッションを通じて、A様は
「人と関わることの大切さ」に気付かれました。
もっと素直に、もっと優しく、そんな気持ちを持って、
これからの人生を歩んでいきたいとおっしゃっていました
もし、同じように「人と話すのが苦手」と感じているなら、
一度ご自身の心の奥深くにあるものを
見つめてみるのも良いかもしれません。
ヒプノセラピーは、自分でも気づかなかった心の声を教えてくれます。