1⃣ 諦めを解放する(ギリシャの平民)

プロフィール

友人から「ヒプノセラピーを受けるからついて来て」と頼まれて、一緒に行ったのが、私のヒプノセラピーとの出会いでした。

「ヒプノセラピー」が何なのかも知らなかったのに、勝手に怪しいものだと思いこんでいました。
というのも私の友人はとても純粋な人で、言い換えると「騙されやすい人」。これはついて行って「こんなものに騙されて、お金払ったらダメだよ!」って言ってあげなくちゃ、と正義感に燃えてついて行きました。

ところが、友人が前世の様子を語る様子を見て、「なんか、おもしろそう・・・⁉」と思って、私自身の予約をして帰りました。まさか、この4年後にセラピストになるとは予想もしていませんでした!

Before(セッション前の状態)

  • 子供たちが県外に行き、自分の時間ができたが、何をしてよいのかわからない。
  • 大学でフランス語を学んだけど、結婚後20年以上使ってないから語学を使う仕事は無理。
  • 自分だけがいつも我慢していると感じている。
  • 姑に嫌味を言われても我慢しているので、すごくストレスがたまる。
  • 息子が私と4年くらい口をきいてくれない。

前世の回想

「今世の目的・使命を教えてください」とハイアーセルフに頼みました(>_<)

私は30代のギリシャ人男性。白い布をまとい、サンダルを履いています。石を切り出して運ぶ仕事をしており、自宅の庭には5歳の息子のおもちゃがあります。美しい妻と可愛い息子と平凡ながらも幸せに暮らしていました。

次の場面では暗い部屋の片隅のテーブルで一人、うつむいて泣いています。私自身もなぜかわかりませんが、悲しくて胸が苦しくて、実際に涙が流れて止まりません。(←こんな風に先に感情が沸き起こることが前世療法ではよくあります)お葬式です。子供用の小さな棺が、その部屋に置かれています。息子が亡くなったのです。私は深い悲しみに暮れました。妻もいません。妻は権力者に見染められて強引に連れて行かれ、戻ってこなかったのです。

無力な自分には『何かをやる』気力もなく、ただ淡々と時間が過ぎる毎日を送り、『何も望まない』『あきらめの人生』で一生を終えました。

今世への影響

  • 前世の妻は、現在の姑
  • 前世の息子は、現在の息子
  • 初めから諦めて、ずっと我慢している
  • 諦めて望もうともしないから、やりたいことがわからない

今世の人間関係で一番うまくいっていない姑と長男のことを、前世では深く愛していたことがわかりました。「姑とは人生が終わるまで一緒にいてあげたい」「息子にはやりたいことをやらせてあげたい」という気持ちに気付きました。

初めから諦めていたら、やりたいことは見えてこない。この観念から自由になるために、この前世を解放しました。

おかげで、今まで踏んでいたブレーキをアクセルに切り替えることができたようです。

After(セッション後の変化)

  • (数週間後)諦めていた語学を勉強する意欲が湧いてきた!
  • (半年後)試験に合格してヨーロッパで働くことになった!
  • (いつの間にか)姑に言いたいことをはっきり伝えることができるようになった!
  • (3年後)息子と一緒にランチしながらおしゃべりできるようになった!

このヒプノセラピー体験を通じて、自分自身の新たな可能性を見つけ、前向きな人生を歩むことができました。もし同じように悩んでいる方がいたら、ぜひ一度ヒプノセラピーを試してみてください。新しい自分を発見できるかもしれません。